ウイルス性胃腸炎の症状と対処法
ウイルス性胃腸炎は、腸管へのウイルス感染による炎症で、一般に「胃腸風邪」や「胃ウイルス」と呼ばれます。症状は通常1〜2日で収まりますが、最長で10日続くこともあり、脱水が進むと緊急の医療処置が必要です。
吐き気・嘔吐
腸壁の炎症により胃内容物の排出が妨げられ、胃の中の食べ物や液体が逆流して嘔吐が起こります。胃が空になるまで嘔吐が続くことや、乾いた嘔吐(乾嘔)になることもあります。
下痢
腸の炎症が消化液の流れを阻害し、食べたものが液状化して大腸へ急速に送られるため、頻繁な水様性の便が出ます。
腹部の痙攣(腹痛)
脱水と炎症により胃腸が過度に収縮し、腹部に痙攣や痛みが生じます。腹痛は下痢と同時に現れることが多いです。
インフルエンザ様の全身痛
脱水や栄養不足により、筋肉痛や頭痛、全身の倦怠感が起こります。筋肉の痙攣やこむら返りが伴うこともあります。
発熱
ウイルスに対する体の免疫反応で熱が出ます。軽度の場合は摂氏37.5〜38.3度(99.5〜101°F)程度の微熱ですが、症状が重いとそれ以上の高熱になることがあります。
症状が重い、特に脱水が疑われる場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
