腸ポリープに現れる主な症状
ポリープとは、臓器の壁を突き抜けて増殖した細胞の塊です。大腸にできるポリープ(腸ポリープ)は、大腸粘膜に形成されます。腸ポリープは他の部位のポリープと異なり、がん化するリスクがあるため、早期発見が重要です。腸ポリープがあると、以下のような症状が現れることがあります。
症状がない場合
多くの人は腸ポリープが小さい(エンドウ豆大程度)ため、特に自覚症状がありません。そのため、定期的な検査での発見が推奨されます。
出血
ポリープが大きくなると表面が破れ、潰瘍を形成します。潰瘍が出血すると、トイレットペーパーや下着に血が付着することがあります。
便の変化
潰瘍からの出血が便に混じると、便が黒くタール状になる、または血の混じった便や粘液が見られることがあります。
下痢
ポリープが腸の運動を妨げ、筋収縮が頻繁かつ長くなると、便の通過が早くなり水分吸収が不十分となり、下痢が起こります。
便秘
逆に、腸の収縮が不規則で弱くなると便の通過が遅くなり、水分が過剰に吸収されて便が硬くなり、便秘になります。
腹痛
腸壁の筋肉が強く収縮したり痙攣したりすると、腹部に痛みや痙攣感が生じます。
吐き気
大きなポリープが腸管を部分的に閉塞すると、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。
腸ポリープは早期に発見し、適切に処置することでがん化リスクを低減できます。定期的な大腸内視鏡検査を受けることが重要です。
