寄生虫感染の兆候と症状

寄生虫の種類

  • 回虫(丸虫)
  • 豚帯状条虫
  • 牛帯状条虫

腸内回虫の症状

未調理の豚肉や野生動物の肉を摂取すると感染します。摂取後1〜2日で吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などのインフルエンザ様症状が現れます。2〜8週間後に頭痛、眼の腫れ、関節・筋肉痛、倦怠感、かゆみが出ます。重症例では心肺機能障害や協調運動障害が起こり、放置すると死に至ることもあります。

豚帯状条虫の症状

生または加熱不足の豚肉に含まれる幼虫を摂取すると感染します。成人虫が腸内に定着しても症状が出ないことがありますが、多くは腹痛、消化不良、体重減少、腸閉塞などが8〜12週間で現れます。虫卵が孵化し幼虫が体内を巡ると、呼吸器に感染して喘息様の咳や血痰などの症状が出ることもあります。

牛帯状条虫の症状

牛肉に含まれる幼虫を摂取すると感染し、症状は豚帯状条虫と似ていますが、発症までに10〜14週間かかります。

寄生虫感染を防ぐには

食材の安全な取り扱いと十分な加熱が重要です。牛肉・豚肉・野生肉は中心部が71℃(160°F)に達するまで加熱し、虫卵や幼虫を死滅させましょう。飲料は必ず処理された公共水道の水を使用し、プールの水は飲まないでください。生の果物や野菜はよく洗浄し、必要に応じて皮をむくか加熱してから食べましょう。特に開発途上国を訪れる際はこれらの対策が欠かせません。

消化器の健康 - 関連記事