下痢の対処法と治療法
下痢は通常数日で自然に改善する急性の症状ですが、胃腸炎や乳糖不耐症などが原因です。数週間以上続く慢性下痢はクローン病や過敏性腸症候群などの基礎疾患が関与していることがあります。
十分な水分を摂る
- 脱水を防ぐために、透明な飲料(水、ジンジャーエール、スープのブロス)をこまめに飲みましょう。
- ミネラル補給が必要な場合は、カリウムやナトリウムを含む果汁(ただし、リンゴ・梨ジュースは下痢を悪化させる可能性があるため避ける)やスープを選びます。
- カフェインやアルコールは腸の刺激になるので控えます。
食事に注意する
- お粥、トースト、クラッカー、バナナ、茹でたジャガイモ、ゼラチンなどの低脂肪・低繊維の bland 食を摂ります(いわゆる BRAT ダイエット)。
- 脂肪分や食物繊維が多い食品、乳製品は症状が落ち着くまで避けます。
- 下痢が止まったら、普段の食事を少しずつ戻していきます。
市販薬の使用
- ロペラミドなどの止瀉薬は一時的に便通回数を減らすことがありますが、使用前に医師に相談することが推奨されます。
- 細菌や寄生虫が原因の場合、止瀉薬は病原体の排除を妨げることがあるため、抗生物質や抗寄生虫薬が必要になることがあります。
警戒すべきサイン
- 成人で体温が 38.3°C(101°F)以上、または子どもで 38°C(100.4°F)以上の発熱がある場合は医師に連絡してください。
- 便に血液、膿、または黒色が混じっている場合も速やかに受診してください。
- 成人で 5 日以上、幼児・子どもで 2 日以上症状が改善しない、または悪化する場合は医療機関を受診してください。
