複合炭水化物不耐症の治療法
炭水化物不耐性は、炭水化物の加水分解や吸収に関わる過程のいずれかが障害される吸収不全症候群です。米国では、乳タンパク質に対するアレルギーが最も一般的な形態で、人口の約3%が罹患しています。
治療手順
吸収障害がある炭水化物を食事から除去します。セリアック病の患者は、大麦、ライ麦、小麦を完全に除いた食事が生涯必要になることがあります。
可能であれば、乳児にはグルコースポリマー(例:Pregestimil)を与えます。重度の炭水化物不耐性の場合は、必須アミノ酸を含み炭水化物を含まないカゼインベースのミルク(例:MJ3232A)を使用します。
下痢が収まったら、果糖を少量ずつ再導入します。最初は 14 g/L の果糖液から開始し、14 gずつ増量して最大 56 g/L にします。その後、同様の手順でポリコースに切り替え、最終的にPregestimilへ移行します。数週間炭水化物を摂取しても症状が再発しない場合は、先天性欠損が原因である可能性があります。
下痢が続く場合は、腸内細菌の過剰増殖を抑えるために広域スペクトル抗生物質(例:メトロニダゾールやゲンタマイシン)で治療します。
短腸症候群などで長期的な経口栄養が困難な子どもには、肝臓・腸・多臓器移植が検討されます。
