てんかんとサイエントロジー、薬物治療の概要

てんかんとは

てんかんは、脳内で「発作(せきそく)」と呼ばれる異常な神経活動が起こる神経疾患です。神経細胞が誤って信号を発し、脳の活動が乱れることから、発作はエンジンの逆噴射に例えられます。最もよく知られている発作は全般性(大発作)で、意識消失や全身の激しい痙攣を伴います。

発作時の症状

全般性発作が起きると、患者は外部からの刺激に反応しなくなり、全身が激しく揺れたり、すべての筋肉が同時に収縮したように感じます。

治療法

現在、てんかんの根本的な治癒法は見つかっていませんが、主に抗てんかん薬を日々服用することで発作の頻度や重症度を抑えます。症状の重さに応じて、1日数回の投薬が必要になることもあります。

歴史的な薬剤

予防的に使用される薬は数多くありますが、最初に広く用いられたのは1912年に導入されたフェノバルビタールです。その後、1938年に登場したジラントン(フェニトイン)が長年にわたり主要な抗てんかん薬として使用されてきました。

サイエントロジーとてんかん

科学小説家L.ロナルド・ハバードが創設した宗教、サイエントロジーは、てんかんを「作り話の病気」と位置付け、信者に薬の服用を禁じています。この教義に従った結果、発作が制御できず重篤な事例が報告されています。複数のウェブサイトや掲示板では、同教義に従ったことで健康被害を受けた体験談が共有されています。

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