IQと機能レベルの概要
IQ(知能指数)は、知能を測定する指標です。ウェクスラー成人知能検査(WAIS)などが一般的に用いられ、個人の知的能力の概観を把握するのに役立ちます。IQスコアは機能レベルそのものを決定するものではありませんが、知能の目安として有用です。
天才(130以上)
この範囲に入る人は、知的に非常に優れているとみなされます。大学教授、研究者、エンジニア、上級官僚などの職業に就くことが多く、新しい情報の習得も比較的容易です。
平均以上・優秀(115〜129)
この範囲の人は学業で成功しやすく、医師、弁護士、会計士などの専門職に進むケースが多いです。
平均(85〜114)
全人口の約50%がこの範囲に属し、日常生活に大きな支障はありません。一般的な生活機能は平均的です。
境界域(70〜84)
抽象的な思考が難しいことがありますが、自己管理や簡単な仕事はこなせます。サポートやリマインダーが必要になることがあります。
軽度〜中等度知的障害(40〜69)
記憶力や言語能力が低下し、学習が困難です。監督下での簡単な作業を行うシェルターワークショップなどでの就労が可能です。
重度〜深刻な知的障害(39以下)
常時の介護が必要で、自己管理ができません。重篤な合併症のリスクが高く、平均寿命は低くなります。
