NIMHANS特定学習障害インデックス(NISLD)とは?

NIMHANS特定学習障害インデックス(NISLD)とは

インドの国立精神衛生・神経科学研究所(NIMHANS)が開発した、6〜16歳の子どもや青年を対象とした総合的な評価ツールです。特定学習障害(SLD)の有無とその領域を的確に把握します。

サブテスト一覧

1. 語彙認識テスト

単語を正確かつ流暢に認識・読めるかを測定します。

2. 文読解テスト

文を読む力と内容理解力を評価します。

3. 読解力テスト

書かれた情報を理解し解釈できるかを測ります。

4. スペリングテスト

単語を正しく綴れるかを評価します。

5. 書面表出テスト

考えやアイデアを文章で明瞭かつ一貫して表現できるかを測定します。

6. 算数テスト

足し算・引き算・掛け算・割り算といった基本的な計算能力を評価します。

7. 問題解決テスト

文章題を解き、数学的概念を実生活に応用できるかを測ります。

8. 視覚認知テスト

視覚情報を正確に認識・解釈できるかを評価します。

9. 聴覚認知テスト

聴覚情報を正確に認識・解釈できるかを測定します。

10. 社会性質問票

同年代や大人との社会的行動・交流について情報を提供します。

11. 注意・集中テスト

課題に対して注意を維持し、集中できるかを評価します。

採点方法

各サブテストは個別に得点され、総合的なSLDインデックスが算出されます。特定のサブテストで設定されたカットオフ点以下の場合、その領域に特定学習障害があると判定されます。

解釈と活用

NISLDは、学習障害が原因で特定の学習領域に困難を抱える子どもや青年を早期に特定し、診断を支援します。また、他の学習に影響を与える可能性のある状態と区別し、個々のニーズに合わせた教育・介入計画の策定に活用されます。

障害(ディスアビリティ) - 関連記事