Timed-up-and-Go(TUG)テストとは?
Timed-up-and-Go(TUG)テストの概要
Timed-up-and-Go(TUG)テストは、簡便で迅速、かつ信頼性の高い臨床評価法です。受診者が標準的なアームチェアから立ち上がり、約3メートルの距離を歩いて折り返し、再び椅子に座るまでに要する時間を測定し、移動能力を定量化します。
テストの手順
1. 受診者は背もたれのある標準的な椅子に座ります。
2. 「スタート」の合図で立ち上がります。
3. 3メートル先まで直進し、そこですばやく方向転換します。
4. 同じ距離を戻り、椅子に座り直します。
5. 完了までの時間をストップウォッチで計測します。
評価の意義
このテストは、日常生活で頻繁に行われる「立ち上がり」「歩行」「方向転換」「座位」の4つの動作を網羅しており、特に65歳以上の高齢者や入院患者において転倒リスクのスクリーニングに高い感度と特異度を示します。
さらに、TUGは年齢や身体的能力に関係なく、全体的な機能状態や移動性の指標としても利用できます。短時間で実施できるため、臨床現場やリハビリテーションの現場で広く活用されています。
