自分に寄生虫がいるかどうかを見分ける方法
概要
寄生虫は食物や水の汚染を通じて人に感染します。腸内寄生虫は主に「蠕虫(多細胞の虫)」「原虫(単細胞の微生物)」の二類に分けられます。蠕虫には条虫、回虫、はたばみ虫などがあり、顕微鏡なしでも目視できることがあります。原虫はジアルジアやクリプトスポリジウムなどで、顕微鏡観察が必要です。その他、トリキネラ、ブラスティシスト・ホミニス、トキソプラズマ・ゴンディなども腸内寄生虫として報告されています。感染していても症状が出ない人もいますが、重篤化すると生活に支障をきたし、稀に死亡することもあります。
必要なもの
- 便サンプル
- 血液検査
診断・対処の手順
- 便に虫の断片が混ざっていないか確認します。寄生虫は下痢や便秘を引き起こすことがあります。例としてジアルジアは脂っこく浮く便、トリキネラ症は下痢と便秘が同時に現れることがあります。
- インフルエンザ様の症状(吐き気・嘔吐、筋肉痛、発熱、寒気)があるかチェックし、1週間以上続く場合は医師の診察を受けましょう。
- 急激な体重減少に注意します。クリプトスポリジウムや条虫感染は体重減少を伴うことがあります。
- 不快感や肛門のかゆみがあるか確認します。ブラスティシスト・ホミニスやはたばみ虫は疲労感と肛門のかゆみを引き起こしますが、前者はガス過多、下痢、痙攣も伴うことがあります。
- 医師に便サンプルの検査を依頼し、正確な寄生虫種を特定してもらいましょう。血液検査はトリキネラ症などの診断にも有効です。
