内視鏡検査におけるワイヤレスカプセルの評価方法
ワイヤレスカプセル内視鏡は、カメラを内蔵した小さな錠剤サイズのプローブです。患者は通常の薬と同様にカプセルを飲み込み、食べ物と同じ方向に食道を通過します。検査は約8時間続き、患者は日常生活を続けながら、体に装着したアンテナパッドへ画像が無線で送信されます。撮影された画像は後日医師に提供され、カプセルは使い捨てで回収されません。
検査手順
- 下剤の投与:検査前に患者に下剤を投与し、消化管内を食物や細菌から完全に清掃します。これにより、撮影画像が鮮明になり、正確な診断が可能となります。
- カプセルの摂取:患者に錠剤サイズのカプセルを飲み込ませます。カプセルは消化管を下行しながら、撮影した画像を無線で送信します。
- 受信装置の装着:受信パックを患者の腰に装着し、24時間にわたり画像を受信・保存します。カプセルは自然に排泄され、トイレで流すことができます。
- 画像のダウンロードと診断:受信装置からすべての画像をダウンロードし、医師が画像と身体診察所見を合わせて診断を行います。
この検査は侵襲性が低く、患者の負担が少ないため、胃腸疾患のスクリーニングや診断に有用です。
