COPD(慢性閉塞性肺疾患)の段階
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、肺気腫と慢性気管支炎が同時に進行する疾患です。肺胞が伸びて形が変わり、呼吸が困難になります。米国肺協会(2006年)のデータによれば、COPDは米国で4番目に多い死亡原因です。根本的な治療法はありませんが、症状を管理するためのさまざまな治療法があります。
早期段階
咳が増え、痰や粘液が出やすくなります。階段の上り下りなどの軽い運動でも息切れを感じるようになります。朝方に喉の奥がゴツゴツする感覚や、呼吸が浅くなる変化に気付くことが多いです。
呼吸の変化
症状が進行すると呼吸がさらに困難になり、肺からヒューヒューと音が聞こえることがあります。胸部の圧迫感や慢性気管支炎が顕著になり、日常的な身体活動が制限されます。吸入器や気管支拡張薬の使用で症状が緩和され、日常生活が続けやすくなります。
息切れ(末期)
病状が進むと息切れが常態化し、呼吸器感染症が頻繁に起こります。この段階ではステロイド吸入や酸素療法が必要になることが多く、人工呼吸器の使用が検討されることもあります。
治療・管理
薬物以外の治療として、肺リハビリテーション、外科手術、酸素療法があります。定期的な身体活動は肺機能の低下を遅らせるため、リハビリや軽い運動が重要です。
