メガス(Megace)の長期使用による影響
メガス(Megace)は、合成ホルモンで、がん治療と食欲増進の二つの目的で使用が承認されています。子宮体がんや乳がんの治療薬として、またがんやエイズによる著しい体重減少・筋肉減少の改善を目的した食欲刺激薬として利用されます。錠剤と液体の形態があり、適応に応じて1日最大4回投与されます。
月経への影響
メガス服用中は、月経が来なくなる(無月経)ことや、周期間に出血(間欠出血)が起こることがあります。妊娠の可能性があると考える女性は、直ちに服用を中止し、医師に相談してください。
血糖への影響
米国国立衛生研究所(NIH)によると、長期使用により糖尿病の有無に関わらず血糖値が上昇することがあります。糖尿病患者は特に血糖管理を徹底する必要があります。
体重変化
食欲刺激目的で使用する場合、体重増加は期待される効果ですが、過度に速い増加が起こることがあります。長期にわたり他の目的で使用する際は、体重管理に注意が必要です。
クッシング症候群
メガスなどのステロイド系薬剤の長期使用は、クッシング症候群様の症状を引き起こすことがあります。重度の疲労感、血圧・血糖の上昇、気分変動、体脂肪の異常分布などが代表的な症状です。
副腎不全
長期使用により副腎がホルモンを十分に産生できなくなることがあります。めまい、低血圧、吐き気・嘔吐などが副腎不全のサインです。
