移植片対宿主病(GVHD)にはどのようなタイプがありますか?
移植片対宿主病(GVHD)の分類
移植片対宿主病(GVHD)は、造血幹細胞移植(HSCT)後の発症時期に基づき、主に以下の2つの形態に分類されます。
急性GVHD
- HSCT後100日以内に発症。
- 主に皮膚、消化管、肝臓に影響。
- 軽度・中等度・重度に分けられ、重度は生命を脅かすことがあります。
慢性GVHD
- HSCT後100日以降に発症。
- 皮膚、粘膜、肝臓、肺、眼など、ほぼ全身の臓器や組織に影響。
- 急性GVHDに比べて症状が緩やかで、治療が難しいことが多い。
超急性GVHD(稀な形態)
- 移植後24〜72時間以内に急速に発症。
- 死亡率が非常に高く、極めて重篤です。
GVHDの発症頻度や重症度は、以下の要因によって大きく変わります。
- 移植の種類(同種移植か自己移植か)
- ドナーとレシピエント間のHLA適合度
- 移植前のコンディショニングレジメン
- レシピエントの免疫状態
