大人の口内カンジダ症(口腔カンジダ)に効く自宅治療法
口腔カンジダ症(口内カンジダ)は、カンジダ・アルビカンスという真菌が過剰に増殖することで起こる口内感染です。乳幼児に多いですが、抗生物質の使用や免疫低下により大人でも発症します。主な症状は、舌の灼熱感・刺激感、赤み、炎症、白い斑点(パッチ)などです。処方薬の抗真菌薬で治療できますが、自然療法でも症状が緩和することがあります。
食事療法
乳酸菌が含まれるプレーンヨーグルトは、腸内の有益菌を回復させカンジダの増殖を抑える効果があります。生きた菌が入っていることが表示されているヨーグルトを選び、口内全体に含んで軽くうがいすると効果的です。
未濾過・未加熱のリンゴ酢を大さじ1杯と水200mlで作ったうがい液は、1日1〜2回使用できます。リンゴ酢にはビタミンやミネラル、抗酸化物質が含まれ、免疫力向上とカンジダ抑制に役立ちます。
ハーブ・エッセンシャルオイル療法
ティーツリーオイル、オレガノオイル、ラベンダーオイル、クローブオイルは抗菌・抗真菌作用が期待できます。歯磨き粉に数滴混ぜてブラッシングした後、舌も軽く磨き、口全体でうがいしてから洗い流します。また、温かい水に数滴加えてうがい液を作り、1日2〜3回使用しても構いません。
ホウ酸は少量であれば抗真菌作用があります。小さじ1/4をカップ1杯の水に溶かし、うがい後は必ず吐き出してください。飲み込むと胃腸に不快感を与える可能性があります。
口腔カンジダ症の基礎知識
カンジダ・アルビカンスは皮膚や腸、膣など体内のさまざまな部位にも常在しています。抗生物質の過剰使用や免疫抑制状態になると増殖し、口腔カンジダ症を引き起こします。入れ歯使用者、吸入ステロイドを使用している肺疾患患者、免疫が低下している人は特にリスクが高く、治療が難しくなることがあります。放置すると喉や鼻腔、消化管へ広がる恐れがあるため、症状が改善しない場合は医師の診察を受けましょう。
