酵母感染症のタイプと症状・治療法
性器部位
男女ともに性器の酵母感染は一般的です。膣カンジダ症や男性の鼠径部の酵母感染は、赤み・かゆみ・灼熱感が現れ、薬局で購入できる外用抗真菌薬で簡単に治療できます。
腸内
腸内で酵母が増殖すると、膨満感、下痢、過剰なガスが出ることがあります。抗生物質で腸内常在菌が減少したことが原因とされ、乳酸菌入りヨーグルトやプロバイオティクスの摂取で改善が期待できます。
皮膚
皮膚の湿った温かい部位(足や皮膚のひだ)に酵母感染が起こると、発疹、赤み、灼熱感、かゆみが現れます。乾燥させ、粉末・スプレー・クリームなどの外用抗真菌薬で対処します。
爪(指・足)
爪に酵母が感染すると、黄色や緑がかった変色や爪がはがれることがあります。外用薬だけでなく処方薬が必要になることが多く、健康な爪が生えるまで数か月の治療が必要です。
口腔カンジダ(口内炎)
子どもに多い口内カンジダは、舌や口腔内に赤み、灼熱感、白い斑点が現れます。乳酸菌ヨーグルトで改善する場合もありますが、必要に応じてナイスタチン懸濁液などの処方薬が用いられます。
全身性カンジダ症
カンジダが血流に侵入すると全身性カンジダ症となり、発熱・倦怠感・筋肉痛などインフルエンザ様症状が出ます。免疫不全(AIDS、がん患者など)の方に多く、フルコナゾールや重症例ではアムホテリシンBなどの抗真菌薬による医師の治療が必要です。
