糖尿病緊急時の対応方法
糖尿病はインスリン過剰や血糖値の上昇により、低血糖や高血糖といった緊急事態を引き起こすことがあります。原因を正しく把握し、適切に対処することで命を救える可能性があります。
緊急時の対応手順
意識がない、呼吸があるか確認し、すぐに119へ連絡します。低血糖が疑われ、意識不明のままならグルカゴン注射が必要です。患者本人や家族は常に注射器を携帯し、使用方法を習得しておきましょう。訓練がない場合は救助を待ち、放置しないでください。
患者が糖尿病であること、どのタイプかを速やかに確認します。ブレスレット、ネックレス、財布の医療カードなどに情報が記載されています。名前、住所、緊急連絡先、糖尿病の種類を救急隊に伝えてください。
患者に落ち着いて話しかけ、低血糖かどうかを確認します。意識がある場合は血糖値を測定し、70 mg/dL未満であればハードキャンディやオレンジジュースなど糖分を摂取させます。血糖値が上がり症状が改善したら、食事を取るよう指示します。
過度の糖分摂取で高血糖が起き、糖尿病性昏睡に至ることがあります。食事と服薬の有無を確認し、血糖値が240 mg/dL以上の場合は直ちに医師に連絡し、119を呼びます。医師の診察が受けられない場合は、速やかに救急病院へ搬送してください。
患者に医師の受診を促し、今回の出来事を相談して再発防止策を立ててもらいましょう。
