治療が難しい疾患とは?
以下は、現在の医療でも完全に治癒が難しいとされる代表的な疾患と、主な治療法の概要です。
がん(Cancer)
がんは異常細胞が制御不能に増殖・転移する複雑な疾患群です。種類は多数あり、予後はがん種やステージにより大きく異なります。主な治療法は手術、化学療法、放射線療法、分子標的療法、免疫療法です。
心疾患(Heart disease)
心疾患は米国の死亡原因の第一位で、冠動脈疾患、心筋梗塞、心不全、脳卒中などが含まれます。治療は薬物療法、外科手術、生活習慣の改善が中心です。
脳卒中(Stroke)
脳への血流が途絶えることで起こり、麻痺や言語障害、記憶障害などを引き起こします。治療は血栓溶解薬や外科的介入、リハビリテーションが行われます。
糖尿病(Diabetes)
インスリンの分泌または作用が障害される慢性疾患で、1型と2型があります。治療はインスリン投与、経口血糖降下薬、食事・運動療法です。
アルツハイマー病(Alzheimer's disease)
認知症の主因となる進行性の脳障害です。現時点で根本的に止める治療法はありませんが、症状緩和を目的とした薬物が使用されます。
パーキンソン病(Parkinson's disease)
運動機能に影響を及ぼす進行性の神経疾患で、振戦・硬直・動作緩慢などが特徴です。根治療法はなく、ドーパミン作動薬などで症状管理を行います。
多発性硬化症(Multiple sclerosis)
中枢神経系を攻撃する自己免疫疾患で、脱髄により神経伝達が障害されます。根本的な治療はなく、炎症抑制薬や症状緩和薬で管理します。
HIV/エイズ(HIV/AIDS)
免疫系を破壊するウイルス感染症です。完治はできませんが、抗レトロウイルス薬でウイルス増殖を抑え、エイズへの進行を遅らせます。
B型・C型肝炎(Hepatitis B and C)
肝臓を炎症させるウイルス感染症で、進行すると肝不全や肝細胞がんになることがあります。完全な治癒は難しいものの、抗ウイルス薬で病状進行を抑制します。
