アニサキス症の治療法:薬物療法、内視鏡、手術
アニサキス症は多くの場合、自然に症状が軽減し、2〜3週間で虫が体外へ排出されます。しかし、症状が強い、または合併症が疑われる場合は医療的介入が必要です。
治療法
薬物療法:アニサキス幼虫を死滅させる抗寄生虫薬が使用されます。代表的な薬剤はアルベンダゾールやメベンダゾールです。
内視鏡治療:細長いカメラ付きチューブを胃や腸に挿入し、直接虫を摘出します。内視鏡は侵襲が少なく、迅速な除去が可能です。
手術:虫が手の届きにくい部位にいる、または穿孔や出血などの合併症を起こした場合に外科的に除去します。
予防法
十分に加熱する:魚は内部温度が63℃(145°F)以上になるまで加熱し、貝類は全体が不透明になるまで加熱します。
冷凍処理:-20℃(-4°F)以下で24時間以上冷凍すれば、アニサキス幼虫は死滅します。
生食・加熱不足の回避:寿司、刺身、セビーチェなどの生魚・生貝は避け、必ず加熱または適切に冷凍したものを選びましょう。
