マラリアと鎌状赤血球貧血:世界的な分布・症状・リスク要因
マラリア
主にサハラ以南のアフリカ、東南アジア、南米、中東で最も多く報告されています。
原因は、雌のハマダラカ(Anopheles)蚊が媒介するPlasmodium属の寄生虫です。
主な症状は、発熱、悪寒、発汗、頭痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐、下痢などです。迅速に治療しないと致命的になることがあります。
予防策としては、蚊帳や防虫スプレーの使用、RTS,Sワクチン接種などがあります。
鎌状赤血球貧血(鎌状赤血球症)
遺伝性の血液疾患で、ヘモグロビン(HbS)の異常により赤血球が鎌状に変形します。
最も多く見られるのはアフリカ系の人々ですが、中央東部の中東、地中海沿岸、インドでも報告されています。
症状は、倦怠感、息切れ、疼痛(特に手足の腫れや痛み)、頻繁な感染、成長遅延、臓器障害などです。
治療は、症状管理のための薬物療法、定期的な血液輸血、重症例では骨髄移植が行われます。
