耳に水が入ったときの治療法と予防策

入浴や水泳の後に耳に水が入ることがあります。水が耳の中で揺れる不快感だけでなく、炎症や外耳道炎(スイマーイヤー)などの感染症を引き起こすこともあります。自宅でできる対処法と予防策をまとめました。

スイマーイヤー(外耳道炎)

水が頻繁に耳に入ると、健康な常在菌が洗い流され、病原菌が増殖しやすくなります。綿棒で耳を掃除すると、さらに善玉菌が減り、感染リスクが高まります。治療には抗生物質入りの点耳薬や、炎症を抑えるステロイド点耳薬が用いられます(ニューヨーク・タイムズ参照)。

重力を利用する

頭を傾けるか、患側を下にして横になるだけで、重力で水が自然に排出されます。数分間この姿勢を保つと、多くの場合水は抜けます(How’s Health)。

ヘアドライヤーで乾燥させる

耳たぶを軽く引っ張って耳道をまっすぐにし、低温・低風量のヘアドライヤーを数十秒間あてると、残っている水分が蒸発します(Mother Nature)。

アルコール・酢の溶液を使用する

重力やドライヤーで水が出ないときは、等量の酢とイソプロピルアルコールを混ぜた液を点眼します。アルコールが残りの水分を速やかに蒸発させ、酢が耳内のpHを調整します(How’s Health)。市販のアルコール入り点耳薬でも代用可能です。

予防・対策

耳に水が入るのを防ぐ最も効果的な方法は、耳栓を使用することです。市販のワックス耳栓は耳の形に合わせて柔軟にフィットし、水の侵入を防ぎます。より高い防水性が必要な場合は、耳鼻科で個別に作製したカスタム耳栓を利用できます。

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