原因
鼻中隔が大きく曲がっている(偏位)と、鼻腔の正常な排水が妨げられます。その結果、鼻や副鼻腔、内耳に粘液がたまりやすくなり、耳感染症を引き起こすことがあります。
症状
- 慢性的な鼻づまりや鼻水の逆流(後鼻漏)
- 副鼻腔炎の繰り返し
- 耳の痛み、発熱、耳からの液体排出などの耳感染症の典型的な症状
治療法
- 鼻中隔の偏位を根本的に改善するには、外科手術(鼻中隔矯正術)が唯一の選択肢です。
- 耳感染症は、医師の処方する抗生物質で治療するのが一般的です。
予防策
鼻中隔が偏位している人は、鼻づまりを感じたらすぐに去痰薬や血管収縮剤(デコンジェスタント)を使用すると、余分な粘液が減り、鼻腔や副鼻腔の腫れが軽減され、耳感染症の予防につながります。
合併症
偏位した鼻中隔が長期間放置されると、慢性的な副鼻腔炎や耳感染症を繰り返すことがあります。抗生物質への耐性が生じる場合もあり、その際は外科的に中隔を矯正する必要が出てくることがあります。
