外耳(外耳道)の障害とその原因

耳は外耳・中耳・内耳の3つに分かれます。外耳は耳介(耳たぶ)から始まり、耳道を通って鼓膜まで続く部分です。耳道は外部と鼓膜の間に位置し、内臓の疾患(副鼻腔炎など)や外部の刺激(皮膚疾患など)によってトラブルが起こりやすい部位です。

顎への直接的な衝撃

強い衝撃が顎に加わると、耳道の形状が変形し、狭くなることがあります。軽度の場合は自然に回復することもありますが、重度では外科的矯正が必要になることがあります。

非悪性腫瘍(良性腫瘍)

耳道内に良性腫瘍ができると、通路が塞がれ、聴力低下を引き起こすことがあります。外科手術やレーザー治療で除去できるケースが多いです。

セリュミノーマ(耳垢腫瘍)

耳垢を産生する細胞のがんであるセリュミノーマは、主に耳道の前方1/3に発生し、外側へ広がります。手術による切除が標準的な治療法です。

軟骨周囲炎(ペリコンドリティス)

耳介や耳道、またはその両方に感染が起こる状態です。外傷やピアス、免疫力低下が原因となります。適切な抗菌治療が必要です。

側頭骨骨折

側頭骨は内耳・中耳・耳道を支える骨です。強い衝撃で側頭骨が骨折すると、耳道がねじれたり変形したりして機能障害を引き起こすことがあります。

まとめ

外耳道は外部環境と直接接するため、外傷や感染、腫瘍など様々な障害が起こりやすい部位です。症状が疑われる場合は早期に耳鼻科を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

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