耳の圧力を均等に保つ方法

耳の圧力を均等に保つ方法

耳の内耳と外部の気圧が等しくないと、鼓膜の裏側にある内耳が圧迫され、痛みや不快感が生じます。内耳は耳管(ユースタキア管)で鼻腔とつながっており、飲み込む・あくびをするたびに管が開き、気圧を調整します。

飛行機で起こりやすい圧力差

航空機の離着陸時は機内圧が変化します。耳管が閉じたままだと圧力差が生じ、耳が詰まったような感覚や痛みが起こります。

圧力差を防ぐための対策

  • 頻繁に飲み込む:ガムを噛む・硬いキャンディを舐めると、飲み込みで耳管が開くため効果的です。
  • 鼻づまりがあるときは飛行を避ける:風邪やアレルギー性鼻炎は耳管を閉じやすくします。
  • 降下時の「バルサルバ法」:鼻をつまんで口を閉じ、軽く息を吹き出すと耳管が開きやすくなります。ただし、鼻炎や風邪がある場合は粘液が内耳に入る恐れがあるため避けてください。
  • フライト2〜3時間前に鼻用血管収縮薬(点鼻薬)を使用すると、鼻粘膜の腫れが軽減し、耳管が開きやすくなります。
  • 頻繁に圧力差で悩む場合は、耳管ステントや人工開口術といった外科的処置を検討できます。小児の中耳炎手術と同様の手法で、耳管を常に開いた状態に保ちます。

これらの方法を組み合わせて実践すれば、飛行中の耳の不快感を大幅に減らすことができます。

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