補聴器のリモートコントロール活用ガイド

シンプルリモート

ほとんどの補聴器メーカーは、ワイヤレスリモートコントロールを提供しています。補聴器がワイヤレス機能を備えていれば、リモートを購入して音量やトーン、プログラムを手元で調整できます。リモートは左右の音量ボタン、高音・低音調整ボタン、プログラム切替ボタン、バッテリ残量表示ボタンなどで構成され、機種によっては若干の差があります。

「静かな場所」「レストラン」「パーティー」「電話」など、シーン別に設定されたプログラムボタンが付いている機種もあります。例えばレストランで聞き取りにくいときは、対応するボタンを押すだけで最適な設定に切り替えられます。設定変更後は脳が慣れるまで5〜10分程度待ち、必要に応じて微調整してください。すべての設定は聴覚ケア専門家が調整可能です。

リモートは常に携帯し、各ボタンの機能が分からないときは専門家に相談して使い方を確認しましょう。

Bluetoothリモート

一部のリモートにはBluetooth機能が搭載されており、補聴器をスマートフォンやパソコン、音楽プレーヤーなどと直接接続できます。リモートに複数のBluetooth機器を登録し、機器ごとに専用ボタンを割り当てます。接続したい機器のボタンを押すと、信号がリモートを経由して補聴器へ送られ、音声が補聴器から聞こえるようになります。一度に使用できるBluetooth機器は1つだけです。たとえば、スマートフォンと同期させておけば、電話に出るときも補聴器で相手の声をクリアに聞くことができます。

リモートは必要か?

リモートの有無は補聴器選びのポイントのひとつです。活動的で社交的、騒がしい環境での使用が多いほど、リモートで細かく設定を変えられる方が快適に聞こえます。最新の補聴器はユーザーの聴力情報を元に自動調整されるため、毎日リモートを使う必要はありませんが、初めて装着したときや音量が大きすぎると感じたときには便利です。

Bluetooth対応機能を利用するにはリモートが必須です。慣れるまでに時間がかかることがありますが、専門家に相談すれば使い方を再確認できます。

リモートは必ずしも必須ではありません。追加費用がかかる場合は、まず2〜3か月はリモートなしで使用し、調整が必要かどうか様子を見るとよいでしょう。必要と感じたときに後から購入すれば問題ありません。

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