慢性中耳炎を治療する専門医は誰ですか?
中耳炎(急性中耳炎・慢性中耳炎)は、米国だけでも年間1500万人以上が罹患し、年間1500万~3000万件の小児科受診の原因となります。主に5歳未満の子どもに多く見られ、成人での発症は稀です。慢性中耳炎は再発性・長期化し、通常の治療に反応しにくい点が特徴です。適切な診断と治療のためには、耳鼻咽喉科(ENT)専門医の受診が必要です。
慢性中耳炎の症状
急性中耳炎と同様の症状が現れますが、発症が徐々に始まり、長期間続く点が異なります。主な症状は以下の通りです。
- 発熱
- 耳の閉塞感や圧迫感
- 耳痛
- 下痢や嘔吐(特に小児)
- 聴力低下
治療に抵抗し、症状が持続する場合は慢性と判断され、放置すると外耳道や鼓膜に永久的な損傷を与えることがあります。
慢性中耳炎の原因
ほとんどの慢性中耳炎は、ユースタキア管(咽頭と中耳をつなぐ管)の閉塞が原因です。管が詰まると中耳の排液が妨げられ、液体がたまりやすくなります。この液体が細菌やウイルスの繁殖場となり、感染が慢性化します。
慢性中耳炎を診る専門医は誰か
慢性中耳炎の診療は、耳鼻咽喉科医(ENT)に委ねられます。ENTは耳・鼻・喉の領域に特化した研修を受けた専門医であり、適切な検査と治療計画を立てます。
慢性中耳炎の治療法
治療は症状と重症度に応じて選択されます。
- 経口、点耳、または静脈内抗生物質投与(短期または長期)
- 中耳の液体排出を促すための耳管(チューブ)留置術
- 必要に応じて、乳様突起(mastoid)の外科的除去
耳鼻咽喉科医(ENT)の探し方
ENTは専門医であるため、まずはかかりつけ医(プライマリ・ケア医)から紹介状をもらう必要があります。お子様やご自身が慢性中耳炎の疑いがある場合は、まず家庭医に相談し、適切な診療と紹介を受けましょう。
