中耳炎の危険因子

中耳炎(otitis media)は、耳の痛み、発熱、耳が詰まった感じ、一時的な難聴、めまい、バランス障害などの症状を引き起こします。子どもに多く見られますが、全年齢で起こり得ます。

発症要因

中耳と鼻をつなぐユースタキア管(耳管)が詰まると、細菌やウイルスが増殖しやすくなります。3歳未満の子どもは耳管が短く狭いため、成人に比べて感染しやすいとされています。

家族歴

耳の問題を抱える家族がいると、遺伝的要因や環境要因により中耳炎のリスクが高まります。米国インディアンやイヌイットなど特定の民族は、他の人種に比べて耳の疾患が多いことが報告されています。

保育園環境

多くの子どもが集まる保育園や幼稚園では、ウイルスや細菌が容易に拡散します。そのため、集団生活を送る子どもは中耳炎にかかりやすくなります。

授乳姿勢

赤ちゃんが仰向けで哺乳瓶を使うと、耳管に液体が流れ込みやすくなり、感染リスクが上がります。母乳育児は、哺乳瓶育児に比べて中耳炎の発生率が低いとされています。

受動喫煙

たばこの煙にさらされた子どもは、急性中耳炎や滲出性中耳炎が繰り返し起こるリスクが高まります。

アレルギー

アレルギー反応で気道が炎症を起こすと、耳管の機能が低下し、細菌が侵入しやすくなります。したがって、アレルギー体質の人は中耳炎になりやすい傾向があります。

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