耳鳴りの診断と原因
耳鳴り(ティンナイタス)は、耳の中で鳴りや雑音が聞こえる症状です。単独の病気ではなく、さまざまな原因が背景にあるため、正確な診断が必要です。
原因
- 加齢による難聴
- 耳垢の詰まり
- 耳小骨硬化症(内耳の骨が硬くなる)
- 大音量の騒音への曝露
- ストレスや頭部・頸部の外傷
- メニエール病
- 聴神経腫(良性腫瘍)
- 一部の薬剤(抗生物質、アスピリン、キニーネ、利尿剤)
症状の確認ポイント
診断は患者さんの症状説明に大きく依存します。以下の情報を詳しく伝えることで、医師は原因を絞りやすくなります。
- 耳鳴りの持続時間と変動要因(増減する状況)
- 左右どちらの耳に聞こえるか、または両方か
- 音の種類(高音・低音・嗡嗡音など)と音の一定性・頻度
耳の視診
医師はまず耳を直接観察し、耳垢の詰まりや外耳・中耳の異常がないか確認します。
追加の身体検査
目や顎、四肢の特定の動作を指示し、動作によって耳鳴りの音量や音色が変化するかを観察します。これにより、神経や血流の関与が示唆されます。
画像検査などの追加テスト
疑われる診断に応じて、以下の画像検査が行われることがあります。
- X線検査
- CTスキャン
- MRI(磁気共鳴画像)
