耳の痛みの治療法と対策

原因

耳の痛みは主に細菌感染が原因です。その他、内耳・外耳の感染、顎関節炎、気圧変化、耳垢の過剰、歯の感染、喉の痛み、鼓膜穿孔、副鼻腔炎、顎関節症(TMJ)や異物が耳に入ることでも起こります。子どもは耳管(ユースタキオ管)が未発達で、耳の感染が起きやすく、シャンプーや石鹸の残留、綿棒の過度使用、入浴や水泳での水分残留も原因になります。

自宅でできる対処法

  • 座位で過ごすと血流が改善し、圧迫が緩和され痛みが和らぎます。横になると症状が悪化しやすいです。

  • 水分を十分に摂取し、特に水やジュースを飲むことでユースタキオ管が開きやすくなります。

  • 温めたタオルやヒーティングパッドを痛む側の耳に当てると鎮痛効果があります。ヘアドライヤーを最低温度で、耳から6インチ以上離して5分程度当てても良いです。

  • ぬるま湯にしたオリーブオイルを数滴、耳滴下器で耳内に垂らすと潤いと緩和が期待できます。

  • 市販の鎮痛薬(例:アセトアミノフェン、イブプロフェン)を服用し、痛みが続く場合は医師に相談してください。

  • 鼻詰まりが原因と考えられる場合、デコングスタントの鼻スプレー(例:ネオ・シネフリン)を数日使用するとユースタキオ管の機能が回復することがあります。

医療機関での治療

症状が48時間以内に改善しない、または急激に悪化した場合は速やかに医師の診察を受けてください。痛みが突然止む場合は鼓膜穿孔の可能性があり、緊急処置が必要です。めまい、耳の腫れ、激しい頭痛、顔面筋の脱力などの新たな症状が出たらすぐに受診しましょう。子どもの場合、激しい痛みや発熱があるときも医師に連絡してください。医師は必要に応じてセフトリアキソン(Ceclor)やアモキシシリン(Amoxil)などの抗生物質を処方します。

耳と聴覚 - 関連記事