耳垢(耳ワックス)除去と対処法

茶色くべたべたしたものが耳からはみ出ていると、それは汚れではなく耳垢(耳ワックス)です。耳垢は外耳道の皮膚腺から分泌され、感染から守り、汚れや余分な角質を外へ運び出す役割があります。通常は自然に乾いて外へ排出されますが、過剰に分泌されたり固まったりすると除去が必要です。

薬局で購入できる対策

市販の耳垢軟化剤は液体タイプが主流で、粘りの強い耳垢でも効果的に溶かします。痛みがある、または分泌物が耳垢らしくない場合は、鼓膜が破れている可能性があるため、必ず医療機関へ相談してください。適切でない使用は逆に害を及ぼすことがあります。

家庭でできる対策

薬局へ行く時間がないときは、家庭で安全な除去液を作れます。ベビーオイルまたはミネラルオイルを同量のぬるま湯で薄め、数滴を耳に垂らします。その後、液が自然に流れ出るのを待ちます。1日2回、数日続ければ耳垢は柔らかくなり、自然に排出されます。

やってはいけないこと

綿棒やピンなど小さな物で耳垢を除去しようとしないでください。これらは耳垢を鼓膜へ押し込んでしまい、鼓膜を傷つけ、痛みや頭痛、耳鳴り(ティンナイトス)を引き起こすことがあります。また、耳かんむり(耳キャンドル)は効果がなく、火災ややけどの危険があります。

医師への相談が必要なとき

耳垢が硬く乾燥している、または痛み・めまい・耳鳴り・かゆみがある場合は、早めに医療機関を受診してください。これらは単なる耳垢の問題ではなく、他の疾患のサインである可能性があります。

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