耳の圧迫感とは?原因と対処法
耳の圧迫感は、軽い副鼻腔の圧力から聴力低下まで、さまざまな健康状態のサインです。痛みを伴う場合は早めに医師の診察を受け、耳へのダメージを防ぎましょう。
副鼻腔圧迫
風邪やインフルエンザ、鼻炎が原因で頭部の通路に粘液がたまり、頭が重く痛みを感じます。耳の通路が詰まると音がこもり、圧迫感が増すことがあります。鼻用の去痰薬やデコンジェスタントで粘液を減らすと、圧迫感が軽減します。
耳管機能障害(Eustachian tube dysfunction)
飛行機や山道の走行などで気圧が変化すると、外部と耳内部の圧力差が生じます。通常は耳管が開いて圧力を均等にしますが、風邪・アレルギー・副鼻腔炎などで耳管に液体がたまると、圧迫感や軽度の難聴が続きます。嚥下やあくびで耳管が開き、ポップ音とともに圧力が調整されますが、液体が残る場合は医師の処置が必要です。
中耳炎
中耳炎は中耳腔に液体や膿がたまり、圧迫感と痛みを引き起こします。通常は空気で満たされた空間ですが、感染により数週間にわたり膿がたまり、乾くまで音がこもります。多くは耳管機能障害が原因で、鼻や喉からの粘液が中耳に流れ込むことで発症します。
聴力低下による心理的圧迫感
聴力が低下すると音がこもり、まるで耳が詰まっているように感じることがあります。実際に圧力がかかっているわけではなく、音の聞こえ方が変化したことによる心理的な感覚です。
耳鼻咽喉科(ENT)を受診すべきタイミング
耳に圧迫感が続く場合はまず一般医に相談し、処方薬で改善しない、または医師が耳内に液体や異常を確認できない場合は、耳鼻咽喉科の専門医を受診してください。
