めまい改善のための目と体のエクササイズ

めまいは、体のバランスを司る内耳の障害や炎症が原因で、脳に不自然な信号が送られ、ぐらつきや回転感覚が生じます。原因は耳石の移動や軽度の感染、その他不明な要因などさまざまです。目や頭を動かすエクササイズは、脳が信号に慣れさせ、めまいの緩和に役立ちます。

静止エクササイズ

  • 椅子やベッドの横に座り、背筋を伸ばします。めまいが強い場合は落ち着くまで待ちます。頭を動かさずに、ゆっくりと上を見上げ、次に下を見下ろします。これを20回繰り返し、徐々に速くします。続いて左を見る、右を見る動作をそれぞれ20回ずつ行います。最後に腕を伸ばし、指先を一本立てて、その指先に目を集中させながら、指を自分側へ近づけ、遠ざける動作を20回行います。この最後の動作は速度を上げなくても構いません。

頭部の動き

  • 頭を動かすと一時的にめまいが悪化することがあります。次の動作は頭を傾けるため、多少不快に感じるかもしれません。バランスが取れなくなったら、いつでも中断して休んでください。目を開けたまま、頭を下に傾け、次に上に持ち上げる動作を20回、徐々に速くします。続いて左・右に回す動作も20回ずつ行います。体調が許せば、目を閉じて同様の動作を行っても構いません。

座位エクササイズ

  • 床に数個の物体を前に置きます(自分で置くか、誰かに手伝ってもらっても構いません)。まず頭は動かさず、肩を上下にすくめる動作を20回、次に左右に回す動作を20回行います。その後、ゆっくりと前屈して床にある物体を拾い、再び座位に戻す動作を20回繰り返します。物体は20種類必要なく、数種類を交互に使っても構いません。

上級エクササイズ

  • めまいが軽減してきたら、バランス向上を目指した高度なエクササイズに挑戦します。まず、目を開けたまま立ち上がって座る動作を繰り返し、次に目を閉じて同じ動作を行います。ボールを目の高さや膝の高さで左右の手に投げ渡す練習も有効です。目がボールの動きに追従できれば、めまいの改善が確認できます。体調が許すなら、目を開けてその場で一回転し、次に目を閉じて同様に回ります。さらに、部屋の往復歩行や斜面の上り下り、ボウリングや卓球など、体を屈伸・回転させるゲームを取り入れると、頭部の傾きや視線調整が鍛えられ、めまい克服に役立ちます。

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