良性発作性位置めまいの自宅療法
概要
良性発作性位置めまい(BPPV)は、内耳にカルシウム炭酸塩の小結晶がたまり、頭の位置が変わると回転性めまいを引き起こす状態です。初めて経験すると恐怖感が強く、特に高齢者はめまい・吐き気・ふらつきといった症状が出やすくなります。ベッドで寝返りを打つ、起き上がるときの急な頭部の動き、上を見上げる動作などが主な誘因です。以下の自宅ケアで症状の軽減を目指しましょう。
自宅でできる対策
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床から物を拾う際に前かがみにならないようにし、上を見上げるときは頭を過度に後ろに傾けないこと。日中はできるだけ頭を垂直に保ち、シャワーで髪を洗うときも前かがみは避けましょう。
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ベッドから起き上がるときはゆっくり動作し、まずベッドの端に座って1〜2分間体を安定させてから立ち上がります。
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就寝時は枕を2つ以上重ねて頭部を45度程度の角度に保ちます。症状が出やすい側は下に向けず、できるだけ仰向けまたは側臥位で体を起こした姿勢を保ちましょう。
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耳の中の結晶を移動させる体操を行います。ベッドに座った状態で頭を右耳側へ45度回転させたまま、左側に横たわります。この姿勢を30秒間保持します。
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続いて座位に戻り、今度は右側に横たわりながら頭を左耳側へ45度回転させます。同様に30秒保持し、反対側でも同じ動作を繰り返します。左右それぞれ5回ずつ、1日3回実施し、24時間めまいが出ない日が続くまで続けます。
ポイント
・動作はゆっくり、姿勢の変化は素早く行うことが重要です。
・症状が改善しない場合や強いめまいが続く場合は、専門医の診察を受けましょう。
