眼鏡のレンズ軸について解説

目の形状

人間の眼球は球体です。光が入ると均等に屈折し、視神経を通じて脳に映像が伝わります。理想的な視力では、すべてがはっきりと焦点が合い、実物通りに見えます。しかし、完璧な視力は稀で、生まれつき視力が弱い人や加齢に伴い視力が低下する人がいます。眼鏡の処方箋には必ず数値が記載されています。

正負(近視・遠視)

処方箋の最初の数値は近視(マイナス)または遠視(プラス)を表します。プラスの数値があると遠視、マイナスの数値があると近視です。数値が大きいほど視力の偏りが強く、近くや遠くの対象に焦点を合わせる能力が変わります。この数値だけでなく、シリンダーと軸の数値が必要になることがあります。

シリンダー(乱視)

乱視があると眼球は完全な球体ではなく、楕円形(フットボール形)になります。シリンダーの数値は乱視の強さを示し、数値が大きいほど乱視が強いことを意味します。乱視では、プラス記号の縦横の線が別々の焦点を持ち、二つの焦点が異なる方向に存在します。

軸(乱視の方向)

軸は乱視の方向を示す角度です。眼科医は乱視の度合いだけでなく、どの方向に眼球が傾いているかを測定します。例えば、フットボールを先端で立てた状態から左右に90度傾けた角度が軸に相当します。この角度が処方箋の軸数値として記載されます。

これらの数値を正しく組み合わせることで、眼鏡はあなたの視界を最適に補正し、はっきりとした視覚を提供します。

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