食事中に顎がずれるのはなぜ?深刻な症状でしょうか
考えられる原因
顎関節症(TMJ):顎と頭蓋骨をつなぐ関節に問題が生じ、口を開閉すると痛みやカチッ、ポップ音が出ます。
顎脱臼:顎の骨が正常な位置から外れる状態です。顔面への強い衝撃や、慢性的な関節のゆがみが原因となります。
筋痙攣:顎を動かす筋肉が痙攣すると、顎が一時的にずれたように感じます。
神経障害:顎を制御する神経が損傷すると、位置感覚が乱れ、顎が不自然に動くことがあります。
受診が必要なとき
次の症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
- 強い痛み、腫れ、あざが顎周辺にある
- 顎が開いたまま、または閉じたままロックされている
- 食事・会話・嚥下が困難になる
- 症状が悪化する、または自然に改善しない
治療法
原因に応じて治療法は異なります。
顎関節症(TMJ):鎮痛剤、氷嚢や温熱療法、顎周囲の筋肉を鍛えるエクササイズが有効です。
顎脱臼:医師が手技で骨を元の位置に戻す処置を行います。必要に応じて固定具を使用します。
筋痙攣:筋弛緩剤、温熱療法、マッサージで筋肉の緊張を緩和します。
神経障害:損傷した神経の修復を目的とした外科手術が検討されます。
予防策
顎がずれるリスクを減らすための生活習慣のポイントです。
- 硬い食べ物(ナッツやキャンディなど)は控える
- 口を左右均等に使って噛む
- カフェインやアルコールの摂取を適度に抑える
- 顎周囲の筋肉を強化する定期的な運動を行う
- 接触スポーツをする際はマウスガードを着用する
