狭角評価とは何か?

狭角評価は、角膜と虹彩の間が狭くなっている、あるいは閉塞のリスクがある患者を評価するための検査です。米国の緑内障の約90%は開放隅角で、虹彩と角膜の間に障害がなく、眼圧が数年かけて徐々に上昇します。一方、急性閉塞隅角は虹彩根部が前方に移動し、虹彩と角膜の間の排水路が部分的または完全に塞がれることで起こる緊急の視覚障害です。

症状と兆候

狭角評価を行う前に、医師は以下のような閉塞隅角緑内障の可能性を示す症状を確認します。

  • 光源の周囲にハローやレインボーが見える
  • 眼痛、充血
  • 眼圧上昇、吐き気・嘔吐、頭痛
  • 突然の視力低下やぼやけ
  • 光に反応しない中等度の散大瞳孔

ゴニオスコピー

ゴニオスコピーは、虹彩と角膜の間の隅角を直接観察し、その狭さを評価する方法です。通常は眼の反射で観察が困難ですが、ゴニオスコープ(ゴニオレンズ)を眼表面に当て、鏡面を用いて隅角を可視化します。医師は開放隅角の場合に見える解剖学的構造と、狭窄または閉塞の場合に見えない構造を比較します。

Shaffer分類

ゴニオスコピーで観察できる構造は、Shaffer分類で評価されます。0〜4の段階があり、0は閉塞リスクが最も高いことを示します。毛様体体帯など後方の構造が隅角内に見える場合は、閉塞の危険性が低いと判断されます。

Van Herick法

Van Herick法はスリットランプだけで実施できる簡便な検査です。スリットランプ光を虹彩の縁に対し約60度の角度で照射し、角膜上に映るスリット像と虹彩側のスリット像の間隔を比較します。角膜スリット幅の半分以上の間隔があれば隅角は開いており、閉塞の可能性は低いと判断します。間隔がスリット幅の4分の1未満であれば、狭角であり閉塞が進行している、または起こり得ると評価します。

これらの検査を組み合わせることで、患者の隅角の状態を総合的に判断し、適切な治療や予防策を講じることが可能です。

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