白内障は再発することがありますか?
白内障は高齢者に多く見られ、2010年頃からは超音波を用いたフェイコエムルシフィケーションという手術で治療されるのが一般的です。米国国立眼研究所によれば、手術後の視力改善率は約90%と報告されています。しかし、一部の患者では手術後に新たな問題が生じることがあります。
合併症
イギリス盲目者協会(National Institute for the Blind)によれば、白内障手術で人工水晶体(眼内レンズ)を挿入するため、同じ白内障が再発することはありません。ただし、レンズを固定するカプセルが時間とともに濃くなる「後嚢濁り(PCO)」が起こり、視力が低下することがあります。
治療法
カプセルの濃厚化は、YAGレーザー後嚢切開術という簡単で痛みの少ない手術で対処できます。低エネルギーのレーザーでカプセルに小さな穴を開け、光が通過できるようにしながら、人工水晶体はそのまま保持されます。
留意点
手術は局所麻酔下で約15分程度で終了し、ほとんどの患者で手術前と同等の視力が回復します。イギリス国民保健サービス(NHS)は、合併症のリスクを約2%と評価しており、非常に低いとしています。
