二焦点コンタクトレンズの種類と選び方
交互型二焦点コンタクトレンズ
交互型二焦点コンタクトレンズは、遠距離用と近距離用の2つの処方が上下に分かれています。上部は遠くを見るための度数、下部は近くを見るための度数です。ほとんどが硬質ガス透過型(RGP)で、ソフトレンズより直径が小さく、目の動きに追従しやすい特徴があります。眼鏡の二焦点と同様に、下を見れば下部の度数で近くに焦点を合わせられます。
同心円リングデザイン
同心円リングデザインは「同時視」方式の二焦点レンズです。レンズ中心に遠距離用の処方があり、その周囲に異なる度数のリングが配置されています。目は対象物の距離に応じて最適なリングを自然に選択します。
非球面多焦点コンタクトレンズ
非球面多焦点レンズも同時視を採用しますが、リングがはっきりと分かれているのではなく、度数が徐々に変化する「プログレッシブ」な設計です。遠近の度数が滑らかにブレンドされており、現在最も一般的に使用されている二焦点レンズの形態です。
二焦点レンズの選び方
眼科医や視力矯正専門医の診察を受けて、自分の瞳孔径や処方に最適なレンズを選びます。フィッティングには通常のレンズより時間がかかりますが、多くの診療所で無料トライアルレンズが提供されています。
その他の選択肢
近年の二焦点コンタクトは以前に比べて性能が向上していますが、装着に慣れない方もいます。その場合は「モノビジョン」や「修正モノビジョン」などの代替法が有効です。モノビジョンは片目に遠距離用、もう片目に近距離用のレンズを装着し、修正モノビジョンは片目に多焦点レンズ、もう片目に単焦点レンズを組み合わせます。
