下まぶたの炎症について
重要性
下まぶたに炎症がある場合、放置してはいけません。まぶたは角膜を保護し、涙の分泌を助ける重要な役割を果たします。放置すると痛みや刺激、最悪視力低下につながることがあります。
皮脂腺の詰まり
皮脂腺が詰まると、主に「麦粒腫(ものずり)」「眼瞼炎」の2つの下まぶたのトラブルが起こります。麦粒腫はまつげの根元やまぶたの内側にできる、赤くて時に痛む小さな腫れです。詰まった皮脂腺が細菌に感染して起こります。一方、眼瞼炎は慢性的な細菌感染によるまぶたの炎症で、かゆみ・灼熱感・涙目が特徴です。麦粒腫は中心に黄色い膿点があることが多く、眼瞼炎とは区別できます。
特徴
麦粒腫は誰にでも起こりやすく、ストレスや糖尿病などの慢性疾患がリスクを高めます。眼瞼炎は再発しやすい慢性疾患で、毎日のまぶた洗浄が予防に有効です。いずれも適切に対処すれば視力に永久的なダメージを与えることはほとんどありません。
治療法
麦粒腫には、温かいタオルを10分間当てる温罰(温湿布)を1日4〜6回行い、膿が自然に排出されるのを促します。ニキビのようにつぶすと感染が拡大する恐れがあるため絶対にやめましょう。眼瞼炎の場合は、温湿布を15分間1日2回行い、詰まった皮脂を溶かします。その後、赤ちゃん用シャンプーを水で薄めたものでまぶたを優しく洗い流します。症状が改善しない場合は、眼科で処方された点眼薬が必要です。
予防・対策
麦粒腫を完全に防ぐことは難しいですが、手洗いや化粧品・まつげカーラーの共有を避け、メイク道具を清潔に保つことで発症リスクを下げられます。古いメイクは廃棄し、目に触れないように心がけましょう。眼瞼炎は、赤ちゃん用シャンプーでのまぶた洗浄や市販のまぶた用クレンザーを使用して、日常的に清潔を保つことが重要です。
