LASIK と LASEK の違いと特徴

LASIK(レーシック)とLASEK(ラセック)は、乱視、遠視、老眼、近視の矯正を目的とした眼科手術です。手術手順や回復期間に違いがありますが、どちらもエキシマーレーザーを使用します。

LASIK の手術手順

  • 目に吸引リングを装着し、真空状態で角膜のフラップ(上皮・ボウマン層・前部ストローマ)を作成します。
  • フラップを持ち上げ、エキシマーレーザーで角膜の形状を調整し、フラップを元に戻します。

LASEK の手術手順

  • エタノール溶液で上皮層を緩め、薄いフラップ(上皮のみ)を作ります。
  • フラップを持ち上げた状態でエキシマーレーザーにより角膜を再形成し、フラップを元に戻します。
  • 術後は保護のため、3〜4日間コンタクトレンズを装着します。

回復期間の違い

  • LASIK:手術後2日〜1週間で回復し、1〜3日で車の運転が可能です。
  • LASEK:回復に4〜7日かかり、LASIK よりやや長いです。

主なメリット

  • LASIK:20/20 の視力が得られやすく、再手術や追加手術が比較的容易です。
  • LASEK:角膜組織を多く保存でき、角膜混濁(ハイズ)やドライアイのリスクが低く、角膜が薄い・平坦な患者にも適応できます。

使用機器

  • 両手術ともエキシマーレーザーを使用します。
  • LASIK はマイクロケラトーム(刃)でフラップを作成し、LASEK は細いトレフィン(円形ブレード)を使用します。

注意点・研究結果

  • 2006年12月号の American Journal of Ophthalmology に掲載された研究では、LASEK 患者の方が LASIK 患者よりも優れた結果を示したと報告されていますが、患者自身が違いを認識できるケースは少ないとされています。

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