角膜擦過傷(目のひっかき)の症状と対処法
目に何かが入っているような違和感が常にある、赤くなる、痛みを訴える…これらは角膜擦過傷(角膜の表面が傷つくこと)の典型的な症状です。早期に正しい対処を行うことが重要です。
原因
- 角膜擦過傷は医学的には「角膜擦過」と呼ばれ、角膜の表層が損傷します。光が入る透明な部分である角膜が傷つくと、視覚に影響が出ます。
- 外傷(指でこすったり、砂埃が入ったり)や、まつげが逆に入る、まぶたの感染、異物がすぐに洗い流されないことが主な原因です。
- 子どもは無意識に目をこすってしまうことで傷がつくことがあります。
症状
- 過剰な涙、白目の充血、痛みが見られます。
- 光に対する過敏症が出ることがあります。
- 最も一般的なのは「何かが目に入っている」感覚で、頻繁に瞬きしたり、子どもは目をこすり、赤ん坊は原因不明の泣き声や目を叩くような行動を示します。
応急処置
- 眼科受診までにできることは、生理食塩水で目を洗い流し、異物を除去します。
- まばたきでも異物が排出されることがあります。うまくいかない場合は、上まぶたを下まぶたにかぶせて数秒保持し、自然に流すようにします。
- 決してこすったり触ったりしないでください。症状が悪化します。
診断
- 主にフルオレセイン染色検査が行われます。オレンジ色の染料を目に入れ、蛍光光で照らすと、傷口が染料を吸着してオレンジ色に見えます。
治療
- 多くの場合、眼帯やコンタクトレンズ型のバンドエイドを装着し、角膜を保護します。
- 感染予防のため抗生物質点眼が処方されます。強い痛みがある場合は、麻酔点眼薬が使用されます。
- 必要に応じて、処方なしのソフトコンタクトレンズを「バンドエイドレンズ」として使用することもあります。
