眼窩周囲蜂巣炎(前房蜂巣炎)の症状と治療法
眼窩周囲蜂巣炎とは
眼窩周囲蜂巣炎(前房蜂巣炎)は、まぶたやその周辺の皮膚が感染する疾患です。眼窩内部まで感染が及ぶ眼窩蜂巣炎とは異なり、皮膚表層に限局します。
原因
- 外傷(眼やまぶたへの直接的な外傷)
- 虫刺されや小さな切り傷
病原菌
主に以下の細菌が関与します。
- 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
- 化膿性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)
主な症状
- まぶたの疼痛と腫脹
- 皮膚の熱感、紅斑、変色
症状の進行
治療が遅れると腫れが強くなり、まぶたが開けなくなることがあります。ただし感染は皮膚に限局するため、視力には影響しません。
診断
医師は視診と血液検査で診断します。必要に応じてMRIやCTで腫瘍などの鑑別を行うこともあります。
治療法
経口抗生物質が主な治療です。代表的な薬剤は以下の通りです。
- Bactrim(サルファ薬+トリメトプリム)
- ペニシリンG
- クリンダマイシン
適切な抗生物質治療により、感染は速やかに改善します。
