角膜浮腫の治療法

角膜浮腫は、角膜が腫れた状態で、視力低下や不快感を引き起こします。手術後や外傷、緑内障、角膜疾患、感染症などが原因となります。症状が疑われたら、すぐに眼科医の診察を受けましょう。

症状

  • 患眼に違和感や痛みを感じる
  • 視界がぼやけ、光源の周囲にハロー(光輪)が見える
  • 症状が進行すると視力がさらに低下し、激しい痛みを伴うことがある

市販薬(OTC)での対処

  • 角膜から余分な水分を引き出す点眼薬が一般的です。例として、5%塩化ナトリウム高張点眼液は、1日3〜4時間ごとに1〜2滴を患眼に投与します。
  • 同成分の軟膏も市販されており、まぶたの裏側に少量を塗布して使用します。
  • 点眼薬や軟膏は、角膜浮腫を二次的な症状として緩和するだけで、根本原因の治療が必要です。

根本原因の治療

  • 原因疾患の特定と治療が最も重要です。感染症が原因なら抗菌点眼薬、コンタクトレンズの不適合や過剰使用が原因なら新しいレンズや使用指導が必要です。
  • 緑内障の場合は、圧力を下げる点眼薬や手術が必要になることがあります。
  • 角膜の疾患(例:フックス内皮ジストロフィー)には、薬物治療に加えて角膜フラップ手術が行われます。
  • 重症例では、角膜に水疱ができることがあり、角膜移植が検討されます。

いずれの場合も、眼科医の指導のもとで適切な治療を受けることが回復への近道です。

目と視力障害 - 関連記事