緑内障の治療法と選択肢

緑内障は単一の病気ではなく、眼内の視神経を損傷させる複数の疾患群です。眼圧の上昇が主な原因で、進行すると視力低下や失明に至ります。代表的なタイプには、正常眼圧緑内障、閉塞隅角緑内障、先天性緑内障、色素性緑内障、血管新生性緑内障があります。片眼または両眼に発症することがあります。

薬物療法

処方される点眼薬や経口薬で眼圧を下げます。眼液の排出を促す薬、眼液の産生を抑える薬など、目的に応じた複数の薬剤を組み合わせて使用することが一般的です。投与回数は1日数回と多い場合があります。

レーザー線維柱帯形成術(レーザー trabeculoplasty)

レーザーを用いて眼内の排水路を改善し、余分な液体を排出させます。効果は一時的であることが多く、薬物療法と併用するケースが一般的です。1回の施術は片眼ずつ行い、眼圧が再上昇した場合は再施術が必要になることがあります。

外科的介入

薬物やレーザーで十分に眼圧がコントロールできない場合に、眼内に新たな排水路を作る手術を行います。米国国立眼研究所のデータでは、手術は約60〜80%の患者で有効とされていますが、再手術が必要になることもあります。手術後に視力低下、白内障、炎症、感染、角膜障害などの合併症が起こるリスクがあります。

その他の対策

規則的な運動は眼圧を低下させる効果が報告されています。また、適度な水分摂取も眼圧管理に役立ちます。

ビルベリーなどのハーブサプリメントを試す人もいますが、メイヨークリニックによれば、現時点でハーブ療法が緑内障に有効であるという科学的根拠は示されていません。

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