緑内障の原因は何ですか?

緑内障とは

緑内障は視神経に損傷を与える疾患群で、米国では失明の第2位の原因とされています。眼圧が高い場合だけでなく、正常眼圧のままでも発症し、種類に応じて原因が異なります。

緑内障の特徴

  • 視神経は網膜から脳へ映像情報を伝える役割を持ちます。損傷が進行すると視力が失われますが、失われた視力は回復しません。損傷の正確な原因は完全には解明されていませんが、機械的な圧迫や血流低下が関与していると考えられています。

開放隅角緑内障(原発性開放隅角緑内障)

最も一般的な緑内障で、眼圧が徐々に上昇し視神経を損傷します。排水系統(房水の流出)がうまく機能しないことが原因とされますが、圧迫による直接的な損傷か血流低下が原因かは未だ不明です。症状は痛みがなく、視野が徐々に狭くなるため、気付かれにくいのが特徴です。

閉塞隅角緑内障

稀なタイプで、虹彩と角膜の間の排水角が閉塞します。自然に狭い角を持つ人や白内障による変化で起こり、急性(突然)と慢性(徐々に)があります。検査時に瞳孔散大すると閉塞が起こり、急性の場合は24時間以内に失明する危険性があります。

正常眼圧緑内障(低眼圧緑内障)

眼圧が正常範囲内でも視神経が損傷するタイプです。原因は不明ですが、視神経が感受性に優れている、あるいは血管の変化で血流が減少することが関与していると考えられています。

その他の原因

  • 外傷性緑内障:目への鈍的外傷で排水角が損傷し、眼圧が上昇。
  • 色素沈着緑内障:虹彩からの色素顆粒が排水角を塞ぐ。
  • 偽性虹彩炎(剥離症候群):白っぽい物質が角にたまり排水を妨げる。
  • 遺伝性疾患:緑内障を伴うさまざまな遺伝子症候群。

緑内障の原因は多岐にわたり、研究は進んでいますがまだ解明すべき点が残っています。

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