不安が引き起こす目の症状と対策

視力の変化にはさまざまな原因があります。視力の変化が不安によるものと判断される前に、眼科医や他の医師による徹底的な検査で、重篤な疾患がないか確認することが重要です。検査で不安が原因と分かれば、深刻な病気への不安も軽減できます。

メカニズム

不安は神経系に過負荷をかけ、脳に誤った情報を送ります。脳内の化学バランスの乱れや遺伝的素因、学習された行動パターンが関与すると考えられます。いずれにせよ、扁桃体が刺激されることでパニック発作が起こり、恐怖やホルモン分泌に関わる反応が引き起こされます。

身体的要因

不安は心理的ストレスだけでなく、甲状腺機能亢進症、フェオクロモサイトーマ、心不全、クッシング症候群、不整脈、COPD、喘息などの身体疾患でも引き起こされます。また、薬物やアルコールの離脱、覚醒剤、コカイン、ステロイド、カフェインなども同様の症状を呈します。従って、医師による全身的な診察が不可欠です。

症状の特徴

  • 視界がぼやける、かすむ
  • 目が赤くなる、乾燥・かゆみ・涙目
  • 光に対する過敏感、閉眼時に光が走るように見える
  • 視野に点や閃光、星のような光が出現
  • 奥行き感覚の異常、幻覚的な光や形が見えることも

伴う症状

不安が原因か重篤な疾患かを見極めるのは難しいですが、以下のような全身症状が同時に現れることがあります。

  • アレルギー症状の悪化、背部痛、顔面の潮紅
  • 電撃感、体温変化、皮膚のかゆみ・灼熱感・刺すような感覚
  • 胸部痛、息苦しさ、倦怠感、寒気、血糖欲求、舌の肥大感・言語障害
  • めまい、過活動、失神寸前、インフルエンザ様症状、心拍数の増加
  • 性欲の変化、顎関節の音・痛み、筋肉の震え・痙攣、吐き気、下痢、射撃様疼痛、夜間発汗、頻尿、体重変化、全身の脱力感

考慮すべき点

身体的・心理的なストレスがかかると、脳は「闘争・逃走」反応を準備します。その際、視覚情報を鮮明にする指令が目に送られ、一時的に視力が鋭くなることがあります。実際の危機であれば敵を見分けやすくなるはずですが、過剰な反応は片方の目だけがぼやけたり、点や閃光が出たりします。血流増加で目が赤くなり、瞳孔拡大により光過敏になることもあります。

予防と対処法

目の症状が不安に起因していると分かったら、まずはストレスの根本原因を探り、解消することが重要です。リラクゼーション、瞑想、自己催眠などの方法で不安レベルを下げると、目の症状も改善されやすくなります。

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