慢性ドライアイ症候群とは
症状
乾いた感覚や灼熱感、異物感を訴えることが多いです。風や煙に過敏になり、コンタクトレンズの装着が困難になることもあります。目が極端に乾燥する場合もあれば、逆に刺激により過剰に涙が出ることもあります。
原因
ホルモンバランスの変化(特に閉経期)やレーシック手術後の角膜神経切断、長時間のエアコンや暖房による室内乾燥など、さまざまな要因が関与します。
検査
眼科医は主に以下の3つの検査を行います。
- シミアーテスト:眼瞼下に紙ストリップを置き、一定時間で吸収した涙量を測定。
- 染色検査:特殊染料で角膜表面の損傷部位を可視化。
- スリットランプ検査:細い光束で眼表面の異常を詳細に観察。
長期的な影響
涙が不足すると角膜が損傷しやすくなり、感染リスクや視力低下につながります。
治療法
根本的な治癒は難しいものの、症状緩和のための対策があります。人工涙液で潤いを補い、環境刺激から目を守ります。シクロスポリンとキャスターオイルを配合したレスタシス点眼薬は、自己涙産生を促進します。重症例では、シリコン製の涙点プラグを装着し、過剰な涙の流出を抑えることも検討されます。
