血糖値の上昇は視力に影響しますか?

血糖値が上がると、特に糖尿病患者の視力に影響が出ることがあります。血糖値が長期間高い状態が続くと、眼の後部にある光受容組織「網膜」の血管が損傷し、糖尿病性網膜症という病気を引き起こすことがあります。

血糖値上昇が視力に及ぼす主な影響

ぼやけた視界

血糖が高いと、眼の水晶体が腫れ形状が変わり、視界がぼやけます。

フロートや点状の影

血糖値の上昇は、硝子体内に小さな血栓や粒子ができやすくなり、視野に浮かぶような暗い点や糸状の影(フロート)として現れます。

二重視

高血糖は眼筋を弱らせ、両眼の協調が取れなくなることで、二重に見えることがあります。

盲点(視野欠損)

糖尿病性網膜症では、網膜の血管が閉塞し、血流が届かない領域ができ、視野に盲点が現れます。

色覚の変化

血糖が高いと色の識別力が低下したり、特定の色の濃さが変わったりすることがあります。

視力低下・失明

重度の糖尿病性網膜症では血管損傷が広がり、視力が低下したり失明に至ることがあります。レーザー治療や手術が必要になることもあります。

糖尿病の方は血糖管理を徹底し、定期的に眼科検診を受けることが重要です。早期に糖尿病性網膜症を発見し治療すれば、視力喪失のリスクを大幅に減らすことができます。

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