全身性脱毛症(Alopecia universalis)の症状と治療法

Alopecia universalis(全身性脱毛症)は、体毛が急速にすべて失われるか、生まれつき体毛が全くない状態です。原因は未解明ですが、遺伝的要因や自己免疫疾患が関与している可能性があります。

主な症状

  • 全身の毛髪が完全に抜け落ち、頭髪はもちろん、眉毛、まつげ、体毛、陰毛まで失います。先天的に発症した場合は、毛髪が一切生えてこないことがあります。

二次的な症状

  • 骨格異常(後弯症や側弯症)や皮膚の変化がみられることがあります。具体的には、皮膚の斑状変色、色素脱失、腋窩部のそばかす、カフェオレ斑(周囲より濃い色の斑点)などです。

感染性について

  • 全身性脱毛症は感染症ではなく、毛包が毛を生成しないことが原因です。遺伝的または免疫機能の異常が主因と考えられるため、伝染性はありません。

治療法

  • 完全に効果が保証された治療法はありませんが、局所免疫療法が約40%の患者で有効です。軽度の化学刺激剤を皮膚に塗布し、毛包を刺激して毛髪の再生を促します。効果が現れるまでに6か月以上かかることがあります。

遺伝性疾患 - 関連記事