急性痛風発作時の食事指針
痛風は関節炎の一種で、足の親指関節や膝、足首などに痛みをもたらします。体内でプリン体が分解されると尿酸が生成され、過剰に蓄積すると血液中を循環し、腎臓から尿として排泄されますが、排泄が追いつかないと急性痛風発作を起こします。発作時の食事選びは症状緩和に重要です。
プリン体の多い食品を控える
- アンチョビ、サーディン、ニシン、ニシン油、肝臓やレバー、甘酢、乾燥豆類、エンドウ豆、きのこ、ほうれん草、アスパラガス、カリフラワー、ビール酵母・ベーキングイーストなどはプリン体が豊富です。これらを摂取すると尿酸が増加し、発作が悪化しやすくなります。
バランスの取れた健康的な食事
- 果物や野菜、卵、ナッツ・種子を中心に、1日あたり2〜3オンス(約60〜85g)の鶏肉や魚などの低脂肪タンパク質を取り入れましょう。
- チェリーは特に効果的です。1日250gの生または缶詰のチェリーに含まれるクエン酸とブロメラインは、尿酸結晶の形成を抑制し、炎症を和らげます。ブルーベリーや濃い赤色のチェリーも同様の効果があります。
低脂肪乳製品を取り入れる
- 低脂肪牛乳やスキムミルク、ヨーグルトなどの低脂肪乳製品は尿酸の排泄を助け、発作の頻度を減少させます。12年にわたるNEJMの研究でも、乳製品摂取量が増えると痛風発作が減少することが示されています。
十分な水分補給
- 水やノンカフェインの飲料をこまめに飲み、1日最低でも8杯(約2リットル)の水分を目指しましょう。アルコールは尿酸の排泄を妨げるため、できるだけ控えることが推奨されます。甘味飲料や高果糖コーンシロップ入りの炭酸飲料も痛風リスクを高めます。
